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2019年05月25日

大腸内視鏡検査とは

おなか弱いさんには付きもののコレ。

大腸内視鏡検査ってどんなの?


皆さんは経験済みですか??
私は、昨年やりました。
あまりにも嫌な体験だったので
忘れたフリしていましたが、
約1年たってやっと振り返ってみることが
できるようになりました。


                                


それまでずっと
かかりつけ医から勧められてたので、
昨年ようやく重い腰を上げました。

大きい病院を紹介されて、
まずは問診やら種々の検査やら。
その上で、内視鏡検査が決まりました。


検査の前

検査前日は、消化の良い食事にしないと
いけません。
素うどんとか、食パン、具の無い味噌汁、
皮の無い焼き魚、具の無いゼリー、皮をむいた
リンゴ、具の無いスープ、等々…
(何でも具無しね)。
繊維質など消化しにくい物は、腸の中に残る
ことがあり、腸内がきれいになりにくい
らしいです。

そして前夜には下剤を一服飲んで寝ます。
すると朝にはちょうど良いお通じが。


                        


病院に行ったら受付を済ませて、
検査を受ける人たちの待合室へ。

そこで、どっかりと2リットル入りの
下剤(モビプレップ)と500ミリリットルぐらい
が配られます。
ちなみに私は、冷たい飲み物がダメなので、
常温にしてもらいました
(どうせ下痢するとはいえ、飲みにくいので…)

そこからは、下剤飲み大会です。
10人ぐらいで、
「嫌だねえ」
「1回目もう出た?」
「まだなんですよー。」
「あらっ、もう1リットルも飲めたのー!」
「ああ、もう見たくもないわあ~!!」
なあんて言い合いながら、励ましあい、
競争?し合って、何とか、下剤と水を飲んでは
トイレに行き、また飲んで…を繰り返します。

味? 味は…スポーツドリンクにしょっぱ味を
効かせたような味です。

2リットルの下剤を全部飲みきらないといけ
ないという噂でしたが、
この病院では、1.5リットル以上飲んで、
便にカスなどが混じらず澄んできたらOKでした。
まあ、水も合間に飲むので、合計2ℓぐらいは
飲んだでしょうか…。
時間は3時間以上かけて飲んだので、
そう苦しまずに何とか飲めました。
人と一緒にワイワイ言いながらだったので、
気が紛れて助かりました。

あ、友人から注意されていたのが、
トイレに何回も行かないといけないから、
「お尻はできるだけこすらずに押さえる程度
にすること!」
…これ、守ったつもりだったけど、
さすがに5回以上になってくるともう、
イタタタタ!!
こんなに痛いもんだとは思いませんでした!
お守りで持って行ってた「オロナイン軟膏」
に救われました!

さて、便が透明になったら、検査の順番を
待ちます。(「便が透明」っていうこと自体
おそろしいですよね…。)
私は、飲むのに時間がかかった方なので、
順番が後の方でした。


いよいよ検査

そしていよいよ。
検査着に着替えて、検査室へ。
ドキドキドキ!!
こんなに緊張するのは久しぶりかも!!

看護師さんが
「はい横になってください。」
指に検査計を付けて準備をして、

医師が、
「では始めます。」

お尻からファイバースコープが。

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最初のうちは特に何も感じなかったのですが、
左上の辺りまで来て(下降結腸の上)、
曲がり角でゴソゴソっと当たっている感覚が。
こそばいような変な感覚で、思わずおなかに
力が入る。
曲がれず何度かゴソゴソするうち、痛みが。
その後何とか横行結腸へ。


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     ブログ用フリー画像素材・写真素材のblog.フォト

そこからが地獄でした。
痛いのです。めちゃくちゃ。
なかなかファイバーが入っていかない様子。
先生は何とか通そうと押す。
「痛い、痛いですぅ!」
するとちょっと押し込む手が一瞬緩むけど、
一回引いてまた押し込もうとする先生。
「いたいーーいたいーーー」
もうやめてほしいけど、やめてくれない…。

しまいには看護師さんが、
「どの辺りが痛いですか。」と
おなかをさすってくれる。
先生、淡々と
「姿勢を変えてみましょうか。」
横向きから仰向けになって上を向くと、
若干マシか? けどやはり痛くて、
何回か引いては押すを繰り返して、
ようやっと最後の角を曲がって、
上行結腸へ進み、
何とか盲腸までたどり着く。
「ウウウウ…。」もう脂汗…。
(そもそも自分の腸は、上の絵のように
キレイな形じゃないのでしょうね、きっと)


そして今度は戻り。
戻りは痛みは少ないけれど、空気を入れて
パンパンに膨らませたり、
気になる部分の写真を撮ったり、と
作業があって、気持ちが悪い…。
時間がかかって、もう耐えがたい…と思った
頃ようやく
「はい、終わりです。」
全部で30~40分ぐらいだったでしょうか。


終わったとたん、
先生、
「ポリープが一つありますね。
今度、もう一度内視鏡を入れて取りましょう。」
「ええっ、またやるんですか!?」
と訊いてしまいました。
『なんでついでに取ってくれないの…』と
言いたい私でした…。


       


ポリープ摘出手術

後日、1泊入院で大腸ポリープ摘出の内視鏡
手術を受けました。
ただし、検査のキズが癒えるのを待って… 
2ヶ月後にしてもらいました。


その時は、もう地獄の痛みは我慢できそうに
なかったので、
「鎮静剤を使ってください。」
とお願いしました。
鎮静剤を使うこともあるとは聞いていたので。
(なんであの時使ってくれなかったんだろう…。)

おかげで、手術開始直前に鎮静剤の注射があり、
ファイバーが角を曲がろうとしてゴソゴソ
する頃には意識が薄れ…、

「はい、終わりです。」の声で
意識が戻りました。

なんでしょうか、この違いは…。


       


人によって、場合によって、
痛みはあったり無かったり違うらしいです。
私の家族は、
「別に痛くもなんともなかったけど。」
て感じでした。

便秘気味の人は、
腸が長く伸び気味のことが多いらしく、
少し時間がかかることはある、とのこと。
(医師いわく。)
「ねじれたりして通りにくかったんですか?」
と訊いてみたけど、
「いえ、特にそういうわけではないです。」
とのこと。
何だか大して説明もなく、
過敏性腸症候群の原因や影響が分かるわけでも
なく、単にポリープ1個ゲットして終わった
だけでした…。

確かに、この病気は、
「器官的な病変は無い」のが特徴なので、
それは一応証明されたのですが…。
(あ、ポリープは良性でした)


最後に
「1年後にもう1回検査を受けてください。
それで異状無ければ、5年ぐらいは大丈夫です。」
とのこと。


まだ行っていません… ア゛ーッ



…皆さんも、「正当なIBS」を自認するために、
どーぞ一度は大腸検査を受診ください。
(こんだけ痛い話を読んで、誰がするかい!!)





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turiann at 06:00│Comments(0)おなか | 健康

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