2020年09月
2020年09月22日
過敏性腸症候群ってさまざまなのに
過敏性腸症候群の大まかな特徴は、
①腹痛や腹部不快感と
便通異常があり、慢性化している。
②腸に器質的な異常が無い。
の2つぐらい。
つまり、
共通点がこの2点だけで、
あとはタイプが様々なんですね。
本も参考にしながら
「図解よくわかる過敏性腸症候群
で悩まない本」
・監修 鳥居明
・発行 日東書院
本を読んでみると、
症状別での分類は3つ。
・①下痢型
・②便秘型
・③下痢と便秘の混合型
(ローマⅣという国際基準があるらしく、
それを基にしている。)
それと…本には無かったですが、
・④ガス型
と言われているものもありますね。
私は、「③下痢と便秘の混合型」。
同じ病気でも様々な悩み
3または4つの型で、症状も悩みも様々。
私の周囲だけ見ても、
いろいろなお悩みを抱える方がいるので、
いくつか紹介してみます。
・下痢型
いらすとや
→「すぐにトイレに行きたくなり、長時間
出られない。学校に支障が…。」
〔身体的痛み・生活面〕
「怠けていると思われたりするのはつらい」
〔精神面〕
・痩せ気味 〔体型〕
*下痢の症状やパターンも人それぞれみたい。
・ガス型
→「ガスがたまりやすくて、おならが
恥ずかしい(音や臭い)。」
〔生活面〕
「人の中に入るのがつらい。」
〔精神面〕
・下痢と便秘の混合型(私)
→「激しい下痢で身体が消耗する。」
〔身体面〕
「両方あるので、どっちの薬を使う
べきか困る…。」 〔治療法〕
その他、どの型でも
・腹痛
→「腹痛が激しく、しかもダラダラと
何日も続く。しんどい。」
〔身体的痛み〕
*腹痛の出方は人によって違います。
いらすとや
*私は、食事の後におなかが痛くなって
しばらく動けないことがあります。
腹痛は、この病気の共通的な特徴です。
本によると、「脳腸相関」というのがあり、
限界を超えるストレスを脳が感じると、
小さな刺激でも脳が過剰に反応する
「内臓知覚過敏」が起こるそうです。
なるほど、私もこの腹痛はなんだろうと
不審に思っていましたが、それを読んで
納得しました。
そういえば、大腸内視鏡検査の時に
メチャメチャ痛かったのも、
「知覚過敏」が原因かも!
・ストレスや精神不安定
→「人との会話がしんどい。」
「いつ下痢や腹痛が来るかと思い不安。」
〔精神面〕
なども。
また、〔身体的症状〕だけ考えても、
「腹痛」だけではなく、
「腰痛」「頭痛」「貧血」「倦怠感」
「肩凝り」「冷え」などなど
様々なところへと派生していきます。
いやはや、
悩みは尽きないですよね…。
よって、
「QOL(クオリティー・オブ・ライフ)」
~生活の質~
が落ちやすいのもこの病気の特徴なのだとか。
あ、安倍前総理大臣が辞任する要因となった
持病「潰瘍性大腸炎」も腸の病気ですね。
「過敏性腸症候群」よりも症状が激しいよう
ですが、
『やっぱり腸に病気があると、
仕事がキツイよなあ』と少し共感。
原因や治療法も異なる?
この病気は、
「腸の調子が悪い症状の総称」。
原因も症状もバラバラなのを
ひとまとめにしているから、
診断も治療もしにくいんですよね…。
原因も、多様。
・ストレス!
*ストレスが何らか関わっているというのは、
この病気の特徴らしい。
(が、そこから枝分かれする)
→からの…
・自律神経失調症
・腸内細菌叢の乱れ
*消化や免疫、神経等への影響
→からの…
・腸の働きの異状
*速すぎる・遅すぎる
知覚が過敏になる 等
元にストレスがあるのは共通だとしても、
これだけ多様になると、
治療方法も違うはずですよね!
腸内フローラ(細菌叢)だって、
人それぞれ、十人十色らしいし。
・他の人の体験談の通りにならない
「私はこれで過敏性腸症候群を
克服しました!」といった体験談は、
参考にはしても、
全面的に自分にも適合すると思わない方が
良さそうですね…。
(効かなくて何度も落胆する…)
・「精神障害」に一括りにされる
世界的な疾病分類では
「身体的疾病」ではなくて、
「精神障害」に分類されているらしい。
もちろん精神的にしんどい思いをされている
方は多いですが、その症状もまた様々。
また、
病気のきっかけはストレス(精神的な要因)
であっても、
病気の症状は身体症状だけという方も
多いようです。
それに、「精神障害」というのを、
「判断力や責任能力が無い」とかいう風な
偏った見方で捉えられることもあり、
私は嫌な思いをしたことがあります。
なーんか、十把一絡げにしてしまわずに、
もっと丁寧に個々を見てほしいと思う
この頃です…。
お医者さんも、もっと丁寧に
「下痢」というものを診てほしい…。
*p.s. 「図解よくわかる過敏性腸症候群
で悩まない本」には、その他に、薬の紹介
やFODMAPについても書かれています。
よろしければポチッとしてください↓ね 励みになります(^^) |
人気ブログランキング
2020年09月02日
暑さの後は菜園もIBSも大変 ~冬瓜スープでひと息~
今年の夏の猛暑にはまいりました。
おまけに雨が降りません…。
8月はほとんど雨無しでした。
家庭菜園が日照りでピンチ!
家庭菜園を預かっている私は困った…。
緑あふれる涼しげな菜園だったのに
野菜がどんどん枯れていきます。
そりゃそうですね…
一日中カンカン照りで水分を奪われて、
35℃超の気温ですから、たまらん!
かぼちゃの葉っぱもこの通り…枯れていきました!
姫冬瓜のつるも枯れるー!
IBS(過敏性腸症候群)の私もピンチ!
菜園を何とか枯れさせまいと思い、
懸命に朝昼晩と水やりをして、
自分自身が熱中症になる寸前…
IBSにとって、猛暑は大敵だと思います。
・体温調節しようとして自律神経が疲弊
してしまい、腸の調子も狂いがちに。
・下痢の後は脱水症状になりがちで危険。
野菜も人間も大変…。
自然はキビシいなあ。
雨乞いしたいほど焦る私を尻目に、
雨ガエルくんは
やけに落ち着いてるじゃないですか。
哲学的思考中といった風情。
そこで?
私もそれなりに考えました。
1.菜園について
①陰を作る!
→すだれなどを立てかける。
②根元の水もちをよくする!
→草マルチ(草を掛けておおう)
&
苔マルチ(こけでおおう)にしてみる!
↓ こういう苔を利用
水もやってないのに元気で、
貯水能力が高そうな苔類。
それをむしって、カボチャや姫冬瓜の根元に
バラバラと掛けて、土の乾燥を和らげようと。
家庭菜園の初心者。
試行錯誤の毎日です。
2.自分の熱中症予防について
人間もしっかり水分と栄養を摂って
養生しないといけませんね。
冬瓜スープでひといき
ということで、
菜園で取れた姫冬瓜(ひめとうがん)を
スープにして食べることに。
(枯れてしまう前に収穫!)
・味付け:(中華風)
鶏がらスープ,塩,胡椒,ゴマ油
・具材:冬瓜,豚肉,春雨,カニカマ,他
最後にパクチーをのせて
冬瓜
・漢方では「涼」の食べ物。
夏に食べると良い。秋口に、暑さで
疲れた胃腸をいたわるにもよし。
*食感もつるんと柔らかくて食べやすい。
・栄養素:ほとんど水分→夏に水分を補える。
その他、カリウムやビタミンCも。
・作用:水分補給。また一方で、身体の老廃物や
毒素を排出する利尿作用があり、むくみが取れる。
暑気あたり、むくみ、糖尿、高血圧などに。
味は淡泊なので、スープや炒め物など
何にでも放り込めるかも。
夏の疲れがあるならば、お肉やキノコを入れて
スタミナ回復にも。
また、冬瓜は生でもOKらしく、
冬瓜&塩こうじで、浅漬け
というレシピもネットにありました。
とりあえずおなか弱いさんには、
温かいスープがホッとできますね
地味な食材ですが、
いいかも♪
よろしければポチッとしてください↓ね
励みになります(^^)
過敏性腸症候群ランキング
人気ブログランキング
おまけに雨が降りません…。
8月はほとんど雨無しでした。
家庭菜園が日照りでピンチ!
家庭菜園を預かっている私は困った…。
緑あふれる涼しげな菜園だったのに
野菜がどんどん枯れていきます。
そりゃそうですね…
一日中カンカン照りで水分を奪われて、
35℃超の気温ですから、たまらん!
かぼちゃの葉っぱもこの通り…枯れていきました!
姫冬瓜のつるも枯れるー!
IBS(過敏性腸症候群)の私もピンチ!
菜園を何とか枯れさせまいと思い、
懸命に朝昼晩と水やりをして、
自分自身が熱中症になる寸前…
IBSにとって、猛暑は大敵だと思います。
・体温調節しようとして自律神経が疲弊
してしまい、腸の調子も狂いがちに。
・下痢の後は脱水症状になりがちで危険。
野菜も人間も大変…。
自然はキビシいなあ。
雨乞いしたいほど焦る私を尻目に、
雨ガエルくんは
やけに落ち着いてるじゃないですか。
哲学的思考中といった風情。
そこで?
私もそれなりに考えました。
1.菜園について
①陰を作る!
→すだれなどを立てかける。
②根元の水もちをよくする!
→草マルチ(草を掛けておおう)
&
苔マルチ(こけでおおう)にしてみる!
↓ こういう苔を利用
水もやってないのに元気で、
貯水能力が高そうな苔類。
それをむしって、カボチャや姫冬瓜の根元に
バラバラと掛けて、土の乾燥を和らげようと。
家庭菜園の初心者。
試行錯誤の毎日です。
2.自分の熱中症予防について
人間もしっかり水分と栄養を摂って
養生しないといけませんね。
冬瓜スープでひといき
ということで、
菜園で取れた姫冬瓜(ひめとうがん)を
スープにして食べることに。
(枯れてしまう前に収穫!)
・味付け:(中華風)
鶏がらスープ,塩,胡椒,ゴマ油
・具材:冬瓜,豚肉,春雨,カニカマ,他
最後にパクチーをのせて
冬瓜
・漢方では「涼」の食べ物。
夏に食べると良い。秋口に、暑さで
疲れた胃腸をいたわるにもよし。
*食感もつるんと柔らかくて食べやすい。
・栄養素:ほとんど水分→夏に水分を補える。
その他、カリウムやビタミンCも。
・作用:水分補給。また一方で、身体の老廃物や
毒素を排出する利尿作用があり、むくみが取れる。
暑気あたり、むくみ、糖尿、高血圧などに。
味は淡泊なので、スープや炒め物など
何にでも放り込めるかも。
夏の疲れがあるならば、お肉やキノコを入れて
スタミナ回復にも。
また、冬瓜は生でもOKらしく、
冬瓜&塩こうじで、浅漬け
というレシピもネットにありました。
とりあえずおなか弱いさんには、
温かいスープがホッとできますね
地味な食材ですが、
いいかも♪
よろしければポチッとしてください↓ね
励みになります(^^)
過敏性腸症候群ランキング
人気ブログランキング